先日初醸造した紅茶キノコの半分を二次発酵しました。
今回は家にあったリンゴと生姜で。左がリンゴ、右がリンゴと生姜のミックスです。
基本的には出来上がった紅茶キノコに好みの具材を投入して放置するだけなので手間いらずなのですが、幾つかポイントがあるので作り方と私の実例をまとめてご紹介します。
材料
- 熱湯消毒したガラス瓶と蓋
- 紅茶キノコ(液体のみ。スコビーは不要)
- お好きなフルーツ(フレッシュorドライ)、スパイス、ジュース等 (作りたい量の30%程度)
二次発酵のやり方
1.熱湯消毒したガラス瓶に、全体量の30%程度のフルーツを入れる。
2.紅茶キノコの液体をギリギリまで注ぎ蓋をする。(スコビーは入れません)
3.写真のようにフルーツの周りに炭酸ガスが付着してきたら完成。
リンゴは2日目、リンゴ&生姜は4日目で十分な炭酸ガスが確認できました。夏場は1日で完成する場合が多いようです。
ポイント
・液体はギリギリまで入れる(炭酸が抜けるのを防ぐため)
・1日に1-2回程度ガス抜きをする(炭酸で容器が膨張するのを防ぐため)
・発泡させたい場合は糖分を含む具材を入れる(生姜やスパイス等糖分の少ない具材のみでは発酵しませんが、フレーバー付けだけならOKです)
そして驚いたのが二次発酵でも上澄み膜が張ってきたこと。スコビーを入れたわけでもないし夏場でもないのに、紅茶キノコ菌の生命力恐るべし。
ナタデココならぬ、ナタデ紅茶キノコですね。ナタデココはココナッツ果汁を発酵させて出来る上澄み膜なわけだし、紅茶キノコの膜も原理的にはナタデココと同じなわけです。食物繊維の塊のため人間の身体には無害なので食べられます。
ちなみに残ったフルーツは糖分が抜けきって無味無臭ですが、果肉の中にも菌が吸収されて(いるような気がして)いて勿体ないので、ナタデ紅茶キノコと一緒にスムージーにして頂きました。
アメリカで飲んでいたグアバ・コンブチャを再現してグアバジュースで割ってみたり、スパイスを入れてチャイ風にしたり、今の時期はシナモンアップルでハロウィン風にしても良さそう。アレンジ方法は無限なので紅茶キノコ二次発酵情報は随時紹介していく予定です。
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